2008年12月1日月曜日

12/1 Today 吉野家牛丼再開の日(2006)

それまで米国からの牛肉輸入が禁止されており国民は吉野家牛丼を食べることが出来なかったが、この日ついに再開された。そのニュースを喜んで伝える GIGAZINE 記事:
吉野家、12月から毎日時間限定で牛丼販売再開 - GIGAZINE: "2006年10月30日 14時25分00秒

吉野家、12月から毎日時間限定で牛丼販売再開

12月1日から吉野家全店において、毎日11時から14時の時間限定で販売再開だそうです。並盛は380円、大盛は480円。牛丼以外の丼・定食メニューも販売されるとのこと。"
今から思えばなんであんなに米国牛肉について大騒ぎしたのだろうと思う。

国産牛肉拡販を狙って輸入牛肉の差し止めを求める国内生産者団体と、嫌米感情を抑えきれないサヨと、攘夷思想に凝り固まったウヨが声を合わせて「米国の牛肉を食うと死ぬ」と大騒ぎしたので、国民は一種の集団ヒステリーに陥ってしまっていた。でもその時は気がつかない。後になってはじめてわかるのである。江戸時代の「ええじゃないか」騒動と同じ。

5 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

こればかりは正確に測定はできませんが、米国産牛肉にしろ、中国産冷凍食品にしろ、マスコミが騒ぐほど世間が騒いでいたのでしょうかね。
マスコミがニッポン国民は怒っていると煽り、敏感な行政と業者が対応して、実は世間の大部分はあんまり関心がなかったのではないかと。

Unknown さんのコメント...

そうではないと思う。ニッポンのマスコミは「世間」が関心があることしか扱わない。大衆の心理をとても適確に代弁するメディアであると思います(でないと生き残れない)。マスコミがアホだったのではなく、世間がアホだったのです。

Unknown さんのコメント...

急いで追加。もちろん「これが世間ウケするだろうな」としてマスコミが世間を煽ったということはあります(NHKなどの利権代弁機関は別にしても)。ソロスのいう「再帰性」がもろに作用した。

匿名 さんのコメント...

私の回りで見ると、米国産牛はそうでもなかったですが冷凍餃子は大騒ぎしてましたね。

過ぎてみれば両方とも大した話ではなく、フグや毒キノコの方がリスクははるかに高いのですが。

Unknown さんのコメント...

アメリカより中国はもっと嫌いという人が多いからでしょう。おっしゃるように毒餃子で死んだ人は居なかったのに、ドクキノコやフグでは毎年人がたくさん死にますよね。刺身の寄生虫もとてもこわいのにいずれも「ニッポンの伝統」だからといってみんな平気でリスクを無視する。マスコミも取りあげない。こんにゃくゼリーにしてもそう。餅の方が危険なのに規制されない。あれはこんにゃくゼリーのこんにゃくは(関税区分が違う加工品として輸入される)輸入品が多いから敵視されたらしいです。そう考えてくるとマスコミの大騒ぎの裏には必ず既得権集団の動きがあると考えるのが自然。